ホンダ アスコットイノーバ
背後が気になるのは仕方ない・・・?
当ブログにおいてイノーバは初登場かな?と思います。
場所は知る人ぞ知る「あの店」。。
この個体。この色・・・・
ブリタニ―ブルーグリーンメタリック!!!
ターコイズ系の色は90年代前半の流行色です。
このクルマの「立ち位置」が良くワカランかったです。
「多チャンネル制」と言うシステムが滅んだ後に産まれた若い方はもっと理解しずらいと思います。
当時のプリモ店には最上級車種として「アスコット」があり、それの「ハードトップ」
としてイノーバが投入されたのですが、ベルノ店・クリオ店にはそれぞれ「インスパイ
ア」と「ビガー」と言う「少し上級」なハードトップがあり、プリモ店仕様も、それを
ベースに作れば良かったのに・・・と言うのが「現代の考え方」です。
しかしながらホンダさん。わざわざプリモ店用に専用車種を作ってしまった。
いかにもバブル時代っぽいです。
ただ全く新規開発と言うワケでもなく欧州アコード(画像はBTCC仕様)をベースに、セ
ンターピラーを「落として」ます(剛性より見た目の時代だった・・・)
そんな出で立ちのアスコットイノーバでしたが、販売は「惨敗」・・・・・。
初代クイントから始まってとにかく「ファストバックスタイルのセダン」は日本じゃ嫌
がられたのです。
流行だった4ドアHTも必ず3ボックススタイルが売れるポイントだったのです。
(画像はニッサンプレセア)
なので、ハードトップと言えどファストバックスタイルじゃダメだったのです。
現在は、何とファストバックのセダン(5ドアHB)がセダンの主流になっていると言う・・・。
ハナシ戻します。
コイツ何と4穴です。
インスパイア・セイバー(ビガー)もそうでしたが、ちょっとビックリなポイントだと思います。
希少な一台が見れて良かった。
あれから一台も遭遇してません・・・・・。